トランスミッションオイル

ハーレーの誇るV-TWINエンジンの「トランスミッション」は、数多くのギアで構成されています。
トランスミッションオイルは、ギアの磨耗を防ぐために重要な役割を果たすものです。  

エンジンオイルは「3ヵ月に1度」「走行距離3000キロに1度」の割合で交換するのが理想ですが、トランスミッションはエンジンほど高温にならず、オイルも劣化しにくいため「エンジンオイル2回交換ごとに、トランスミッションオイル1回交換」を心がけておくと良いでしょう。  

また、スポーツスターのエンジンは、ミッションとプライマリーが一体となっているため「スポーツトランス・フルード」というオイルを使うことになります。
こちらも、交換時期としては「エンジンオイル2回交換ごとに、スポーツトランス・フルードの交換を1回」と考えておけば良いでしょう。  

交換の方法を簡単に言えば、「トランスミッション下部のドレンプラグを緩め、古いオイルを抜く」「新しいオイルを入れる」という流れとなります。
エンジンオイルの交換と同様に、排出されたオイルの状態を観察して、異常があればショップに相談することが大事です。