エンジンオイルの種類
エンジンオイルには「何から作られたものか?」によって、鉱物油、化学合成油、部分合成油の大きく3つにわけられます。
この3つのうち「ベースオイル」として使用されるものに、エンジンオイルとしての性能を高めるための様々な添加剤が加えられて、製品になるのです。
鉱物油は、低コストで製造することができ、私たちユーザにとっては「値段が安い」というメリットがあります。
ただ、高温になりすぎると性能が充分発揮できなくなるというデメリットもあります。
逆に、性能は高いけれど高価なのが化学合成油です。
ハーレーの空冷形式のエンジンは、どうしても高温になりがちなのですが、その場合でもエンジンオイルとして安定した働きを見せてくれます。
鉱物油と化学合成油をブレンドしたものが、部分合成油です。
化学合成油ほど高い性能は持っていませんが、高価すぎないために、手に入れやすいオイルと言えます。
エンジンオイルは定期的な交換が必要ですので「欲しい性能と、かけられる費用」との相談をしながら、選ぶようにすると良いでしょう。