オイル粘度とは？

エンジンオイルを実際ご覧いただくとわかるのですが、エンジンオイルは、水のようなサラサラしたものではなく、とろりとした粘性のある液体です。
この粘性がどのくらいかを表すのが「オイル粘度」です。 　

エンジンオイルは、周囲の温度が高くなると、粘度が下がりますので、金属の潤滑などの大事な役割を果たすことができなくなります。
できるだけ「高温でも粘性が高いオイル」がいいのですが、逆に「低温のときに、あまりに粘性が高いと、エンジンの始動がうまくいかない」といったデメリットも起こってしまいます。 　

日本には四季がはっきりとありますので、夏と冬で違う粘度のエンジンオイルを使用するという人もいるくらいです。 　

エンジンオイルを選ぶときには、ベースオイルの種類、オイル粘度、そして費用との兼ね合いなどを考えて選ぶことになります。
エンジンオイルの交換は、定期的に行っていかなければなりませんので、ご自身がハーレーに求める走り、それに必要なエンジンオイルの性能、予算など様々なことを考えて、エンジンオイルを選ぶということになります。