ブレーキフルード

ハーレーダビッドソン社は、ディスクブレーキシステムを採用しています。
これは、非常に簡単に言うとホイールやタイヤと連動して回転しているディスクローターを、ブレーキパッドで挟み込むことで、タイヤの回転を止めるシステムです。 　

ブレーキパッドを操作するためにピストンが使われ、ピストン内部にはブレーキフルードというオイルが充満しています。
ブレーキフルードが劣化したり、量が少なくなったりすると、ブレーキシステムが働かなくなりますので、定期的な交換が必要です。 　

ブレーキパッドの交換がおよそ1年に1度程度必要ですので、それに合わせてブレーキフルードも交換するというのも良い方法ですし、それ以外でも、シリンダーのメモリを確認して、量が極端に減っていないかをチェックしておきましょう。 　

ブレーキフルードの交換時に注意しなければならないのは「塗装面を侵食する性質がある」ということです。
車体のほかの部位につかないように工夫しながら、交換をしなければ大変なことになります。